有限会社キャニッツのサイトへようこそ。
  • このページはログとして残っている古いページです。
  • リンク切れや、現状にそぐわない記述などが含まれる場合が御座います。
  • また過去の技術で作られたページもあり、きちんと表示されない場合も御座います。
どうぞご了承頂いた上でご覧ください

有限会社キャニッツ

最新の情報、コンテンツは
こちらからどうぞ

 
同人プロジェクト 会社概要 お問い合わせ
コンテンツメニュー レンタル掲示板 自動登録リンク集 各種ダウンロード 週刊蟹通(スタッフによる週一コラム)

・空白の3年間。


昨年の秋、植物栽培とは縁遠い生活を送っている私ですが、
ちょっとした気まぐれでレモンバームの種を買ってみました。

種を蒔くのは問題ありませんが、それからどれだけ世話して
あげられるかが課題でした。これまでの人生のなか、栽培の
経験は何度かありますが、いずれも失敗に終わりました。

小2の頃、夏休みの宿題だった「ヒマワリの観察日記」が、
双葉が出て背丈が伸びたあたりで枯らし、志し半ばで終了。

中1の頃、転校の際に幼馴染みから贈られたミニサボテンを
1ヶ月たたないうちに枯らしてしまい、蒼くなりました。

中2の頃、技術・家庭科の授業で配布され、自宅に持ち帰った
ナスの苗を1週間で枯らしたので、代わりの苗を育てました。
しかし、その代わりのナスでさえ、実が成る前に枯れました。

高校の頃、適応能力の高いハーブなら自分でも大丈夫だろうと
ローズマリーの鉢植えを買いましたが、わずか1週間で枯死。

育てられるかなぁ、レモンバーム…。

などという心配もどこ吹く風、しっかり発芽してくれました。

順調に葉をひろげ、背丈も少しずつ伸びていくレモンバームを
眺めながら、この冬を越えればもう大丈夫と安心しました。
ウチのレモンバーム

順調に育つウチのレモンバーム

ところが、レモンバームについて調べてみたら、
こっちのレモンバーム↓と明らかに葉っぱの形状が違うのです。
『楽しいハーブ入門』46p.より引用(槙島みどり著、1992年、主婦の友社)

『楽しいハーブ入門』46p.より引用
(槙島みどり著、1992年、主婦の友社)

そういえば、種のパッケージも↑こっちの方に似てました。

母にプランターを見せてみたところ、一言。
「これ、サクラソウじゃない?」

言われてみれば、ご近所に咲いてるサクラソウ↓とそっくりです。
ご近所のサクラソウ

ご近所のサクラソウ

葉っぱも比較してみましたが↓、やっぱりそっくりです。
ウチのレモンバーム(?)の葉っぱ

ウチのレモンバーム(?)の葉っぱ
ご近所のサクラソウの葉っぱ

ご近所のサクラソウの葉っぱ


ナゼ?(汗)

原因はレモンバームの種を蒔いたプランターにありました。
実はこのプランター、以前はサクラソウが植わってたのです。
多年草であるはずのサクラソウが、何故か2年目以降
いっこうに発芽してこないので
「コリャもうダメだろう。」と母に烙印を押され、
そのまま3年間ほったらかしにされていたという…。
カラカラに干からびたプランターの土に、私がレモンバームの
種を蒔き、甲斐甲斐しく世話するようになったので
3年間の沈黙を破り、サクラソウが復活。
つまり、私はまたしても栽培に失敗したのです。
しかも発芽すらしないという、枯死までの最短記録更新。

………しかし、まだ希望はあります。
数年間きっちり世話をすれば、このサクラソウのように、
私のレモンバームも復活する………かもしれません。

復活どころか誕生すらしてないので怪しいモンですが。

栽培の神様に嫌われてるのかなぁ…。



このページのTopへ戻る

蟹通トップページへ