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奇跡のひみつ
ハカセ
あけましておめでとう今年もよろしく。(<挨拶)
さて、今日は、奇跡について語るよ。
ハカセ
カニタ
ミラクル!ミラクル!(<挨拶)
ラザロ効果!
カニタ
ツーコ
新年早々うるせえな。
ツーコ
ハカセ
では、そも奇跡とは何か。
それは、起こり得ないことが起こることであります。
本来ありえないことがあっちゃったー!
人、それを奇跡と呼びます。
ハカセ
カニタ
アアそう。
カニタ
ハカセ
しかし、量子力学的世界観によれば、
この世に起こり得ないことなどないのであります。
火にかけたヤカンの水が凍ることもあり得る。
ハカセ
カニタ
えマジでー。
カニタ
ハカセ
ええもう。温度とは分子の運動量の総体なのだから、
ぶつかった分子同士の運動量が相殺されて静止すれば温度は下がる。
それがヤカンの中の分子全体に起きればいきなり凍結。
まあ確率はごく低いがね。
宇宙中にコンロとヤカンを敷き詰めても、何百億年に1回あるかどうか。
ハカセ
カニタ
アアそうなの。
カニタ
ハカセ
そうなの!
世界の基幹はランダムであります。
世界はミクロの乱数の上に成り立っておる!
ハカセ
カニタ
アアそうなんだ。
カニタ
ハカセ
つまり奇跡とは、起こり得ないことではない!
ただ起こる確率が非常に低いだけの現象なのだ!
だから奇跡が起こっても不思議ではない!
ハカセ
カニタ
ヘエそうなんだ。
カニタ
ハカセ
そうなの!
ゆえに、宇宙は広いのだからどっかで奇跡が起こるのもアリ。大アリ。
地球上で奇跡が起こって人類に観測されても無問題。
ハカセ
カニタ
ヘエそうかよ。
カニタ
ハカセ
だが、この地球上では奇跡の確認例が数多く報告されておる。
(ほら、たった今も目の前で!)
起こり得ることだとはいえ、なぜ地球上の奇跡はこうも多いのか。
今日はそこを考えてみような。
ハカセ
カニタ
フーンそうなんだ。
カニタ
ハカセ
全ての事象には因果があるのが自然の道理。
なら、人類が奇跡をたくさん観測しているのにも理由があるはずだ。
そこに仮説を立てていこうッてんだよ!
ハカセ
カニタ
うんわかった。
カニタ
ハカセ
まずわしが考えた。
『超越者の意志』だ!
人類並びに地球は選ばれた存在なのであるから、
奇跡を起こしうる超存在の意志が奇跡を起こしてくれるのだ。
神の介在なのだ。
ハカセ
カニタ
急にオカルトじみやがって。
俺は『惑星環境の特異性』を推薦するね。
きっと解明されていない法則があって、
惑星上などの宇宙的に希少な環境では確率異変が起きやすいんだ。
重力とか磁場とかの自転や公転がなにかこうアレでさ。
カニタ
ハカセ
適当なことをぬかすな。
じゃあ恒星表面とか中性子内部では色々ヤバげな力がすげえんだぞ。
惑星表面より時空が歪んでるブラックホール周辺はどうなんだ。
ハカセ
カニタ
うるせえアンタのオカルト理論よりマシだ。
観測されてないだけで、膠着円盤とかでも奇跡が起こりまくりかもしれないぜ。
カニタ
ハカセ
なるほど観測者の不在か。
じゃあそこから突っ込んで考えてみよう。
『観測者の質と量』が惑星表面に奇跡を誘発しているってのはどうだ。
ハカセ
カニタ
ブヒャヒャ!
人間の脳が波動関数の選択収縮を行ってるってか!?
さあ盛り上がってまいりました!
奇跡の観測過剰の正体とは!
カニタ
ツーコ
錯覚だろ。
ツーコ
ハカセ
ミもフタもない。
ハカセ


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