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レンズマメのひみつ
ハカセ
はいネットの国からこんにちは
わしが何でも知ってる博士じゃよ
博士
カニタ
博士々々大変だー
一大事だー
蟹太
ハカセ
オヤオヤどうしました蟹太クン
そんなに顔相を変えて
博士
カニタ
悪のボスコンタクト帝国が強大な軍事力を背景に
われら眼鏡文明を殲滅せんとして侵攻を開始したのだ
蟹太
ハカセ
なんだと!
この、高度に要塞化され、防衛された基地を襲うというのか
しかしそんなことがありえるだろうか
博士
ムサビー
ボスコンタクトを代表してムサビーより
貴様たちには退路も降伏も矯正視力もありえない
速やかに根絶せよ
ムサビー
ツーコ
おめえが首領かよ
通子
カニタ
うわあ始まった
蟹太
ハカセ
我々の電磁的、光学的、エーテル力学的見地から見て
500%の重複を持った完璧な監視網の一群を
さざなみひとつ起こさずに潜り抜けるとは 信じられん
博士
ツーコ
敵はビビッてます
通子
ムサビー
貴様の報告は不完全かつ不徹底である
眼鏡文明の状態を原子ひと粒にいたるまで調査し、考察し、点検せよ
ムサビー
ツーコ
無茶言うな
通子
ハカセ
こうなったら最終手段じゃ
博士
カニタ
はえーな最終手段
蟹太
ハカセ
このレンズマメを使おう
博士
カニタ
豆じゃねえか
蟹太
ハカセ
グレーレンズマメはそれ自体が眼鏡文明そのものだ
そして第二段階レンズマメは豆の新たなステージといえる
博士
カニタ
よくわからんが投げてみよう
蟹太
ムサビー
ぐわっやられた
レンズマメにやられた
ムサビー
ツーコ
豆じゃねえか
通子
ムサビー
レンズマメが卓抜した精神能力を遺憾なく発揮して
我々ボスコンタクトがわに潜入し、情報を持ち帰り、対策し、
そして破壊工作を行ったのだ
論理的に推察するとそうとしか考えられない
ムサビー
カニタ
クロノ神のイリジウムの鎖骨のくぼみにかけて 効いてるみたいだぜ
博士 もっと豆をくれ
蟹太
ハカセ
ではこのサムライレンズマメを使うといい
デュレウム製のムラサマブレードでくびをはねられろ
博士
ムサビー
くびをはねられた
ムサビー


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